フレームワークの使い過ぎや過信について
何かを考えるときに先人の知恵を借りることはあると思います。また過去の過ちを繰り返さないためにも先人の知恵・経験を受け継ぐことは重要です。
しかし、あまりに先人の知恵や経験に頼りすぎるのは良くないなぁと最近思います。
私は仕事柄いわゆるフレームワークという手法を使い、問題点を洗い出したり解決策を検討したりします。例えば3C分析※などはよく使われるフレームワークです。
マーケットインと呼ばれる考え方の1つでCustomer=市場・顧客、Company=自社、Competitor=他社の3視点から現状を分析していくフレームワークです。
重要とされているのは自社としてではなく、第三者の視点に立って分析することと言われています。強みや弱み、ニーズなどをフラットな目線からとらえていくことがキーポイントとなります。
そのほかにも様々なフレームワークは存在しますし、有用なのは言うまでもないのですが最近このフレームワークを使う過ぎると自分の主観というか独自性、新しいアイデアが中々生まれづらくなるのかもと思い始めています。
やはりあくまでとっかかりとして使うべきだなぁと思う今日この頃です。
重要なのは今そこで起こっている事象を掴み、適切な対策を講じること。これに対する方法があくまでフレームワークなんですよね。
あまり思考せずに、この問題ならあのフレームワークに当てはまるなと考える前に、自分で事象を整理して自分なりのやり方で解決策を導き出す。
統計などはとっていますせんが、この方が結果的に良い傾向に進む気がしています。
もしかしたらただの自己満足や勘違いかもしれませんが、こと成長するという点にフォーカスすると間違いなくフレームワークに頼らない方が学ぶことが多いと実感しています。
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