ノーコードツール「STUDIO」の使用感レポート

皆さんはノーコードツール「STUDIO」をご存じですか?
結構有名だとは思うのですが、ちょっと触ってみたので感想をば!

痒いところに手が届かない惜しいツール

いつもWordpressを使用している身としては、「あれ?これはできないのか?」「これが出来ないのは結構致命的だなー」と思うことが何回かありました。

基本的にはノーコードでここまで簡単にサイトを作成できるのは凄いと思いましたし、CMS機能も付いているので一般的なコーポレートサイトはこれで充分だなとおもいました。Wordpressはもう少しカスタマイズが必要な時に使用し、テンプレなコーポレートサイトはSTUDIOにして良いかと思いました。(ただし月額費用がかかるので、サーバー代との比較になるのかなと思います)

非公式に出来ることには非公式なりの理由あり

今回出来なかったこととして、任意のインスタグラム投稿の埋め込みがありました。
これは非公式には出来るのですが、ちょっとした罠がありました。
縦にズラッと並べると鬱陶しいので、スクロールさせて横に見せようとしましたが、最初に見えていない埋め込み投稿は表示することができませんでした。

これはSTUDIOの機能にデフォルトでついている遅延読み込みが原因かと思われます。

そのほかにもJavascriptを書くことはできないということがありました。非公式に出来るのかもしれませんが、上記の例があったので止めておきました。

あとはレスポンシブの機能がイマイチでしたね。メジャーな機種やデバイスには対応しやすいですが、しっかりとすべての環境に対応するには設定がしづらい面がありました。ただここはやり方を勉強していけば対処可能な気もします。

STUDIOの良いところ

STUDIOの良いところはなんといってもサイト作成にかかるスピードが速いところです。
写真と文章など素材があればかなり早くできると思います。

ひとまずLPをパパっと作りたいときや、納期まで時間がないときはクライアントの了承を得て(ノーコードツールなので対応不可な場合があることを事前に理解してもらう)、使うといったシチュエーションが想定されます。

フォーム機能もスプレッドシートと連携出来たり、結構使えると思います。
アニメーション機能もついているので、少し動きをつけるくらいならばできます。

STUDIOの今後に期待

私は現時点でも結構使えると思っていますが、前述したように痒いところに手が届かないところがあります。

ノーコードツールの理念に反するかもしれませんが、CSSやJSのカスタマイズ機能があればもっと使えると思いましたが、既存のSTUDIO機能とかち合うデメリットがありそうですね。

ただ現在のまま進化しないということはないと思われるので、今後どのようにSTUDIOが進化していくのか注目です。